便秘と下痢を繰り返すときの漢方薬~腹痛が繰り返し、お悩みでないですか?~
便秘と下痢
しぶり腹という言葉を聞いたことがありますか?
しぶり腹とは、残便感があり、くり返し腹痛を伴う便意を催すもののことです。
繰り返し腹痛を伴う便意の、便秘・下痢のどちらにも効能効果がある漢方薬が桂枝加芍薬湯です。
桂枝加芍薬湯
桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)の効能効果は、「体力中等度以下で、腹部膨満感のあるものの次の諸症:しぶり腹、腹痛、下痢、便秘」です。
効能効果をみると、過敏性腸症候群の症状にも似ているようにみえます。
桂枝加芍薬湯の効能効果には「便秘」「下痢」の記載があり、どちらの症状にもつかうことができます。
便秘と下痢は反対の症状のように思えますが、どちらにも効果があるのは不思議に感じませんか?
漢方において、くり返し腹痛を伴う便意があり、便秘・下痢の症状がみられる原因は肝と脾のバランスが崩れているためと説明できます。
脾(ひ)は漢方において、消化吸収をつかさどる臓腑を意味します。
脾は広い意味で、胃・膵臓・小腸・大腸を含んでいます。
つまり脾の働きによって、消化吸収され、下痢になることもあれば、便秘になることもあります。
脾の働きに影響を与えるのが肝(かん)です。
漢方において、肝は気血の流れをコントロールし、細かい筋肉の動きを調節しています。
肝の調子が悪いと、筋肉の細かい動きを調整できず、足がつったり、けいれんしたり、お腹の筋肉がひきつることで腹痛となります。
肝と脾の働きのバランスが取れていないと、腹痛になりやすく、便秘・下痢になりやすいのです。
桂枝加芍薬湯には芍薬という生薬が多く入っています。
芍薬は平肝する働きがあり、肝が高ぶるのを抑えるように作用し、腹痛を緩和し、お腹の調子を整えます。
芍薬によって肝の働きを調整するため、桂枝加芍薬湯はしぶり腹の便秘にも下痢にもつかうことができます。
(通販)桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)【薬局製剤】便秘下痢 しぶり腹 煎じ薬 漢方薬
商品紹介
桂枝加芍薬湯
桂枝加芍薬湯は、「傷寒論」を原典とする、腹痛や腹部膨満感に用いられる漢方薬です。
効能・効果
体力中等度以下で、腹部膨満感のあるものの次の諸症:腹痛、下痢、便秘、しぶり腹(しぶり腹とは、残便感があり、くり返し腹痛を伴う便意を催すもののことです。)
成分と分量
1包(大人1日量)中に…