この記事を書いた人
・灯心堂漢方薬局 薬局長
・薬剤師歴10年以上
・店舗のLINE登録者数1000人以上
・漢方を通して、皆様が少しでも健康に過ごせる手助けをできればと思います。>>プロフィール記事はこちら
西山光です


この記事を書いた人
・灯心堂漢方薬局 薬局長
・薬剤師歴10年以上
・店舗のLINE登録者数1000人以上
・漢方を通して、皆様が少しでも健康に過ごせる手助けをできればと思います。>>プロフィール記事はこちら

不妊の原因の50%は男性といわれています。
妊活で男性の相談も多いため、男性不妊と漢方についてまとめています。
男性が不妊の要因となっている状態です。
原因は大きく3つに分けられます。
造精機能障害、精路通過障害、性機能障害です。
精子をつくる機能が落ちている状態です。男性不妊の原因の多くは造精機能障害です。
無精子症、乏精子症、精子無力症、精子奇形症などがこれにあたります。
閉塞性無精子症、精巣上体炎、逆行性射精などです。
射精障害、勃起障害など
| 項目 | 基準値 | 基準値未満の場合 |
|---|---|---|
| 精液量 | 1.4mL以上 | – |
| 総精子数 | 3900万以上 | 乏精子症 |
| 精子濃度 | 1600万/mL以上 | 乏精子症 |
| 運動率 | 42%以上 | 精子無力症 |
| 前進運動率 | 32%以上 | 精子無力症 |
| 正常形態率 | 4%以上 | 奇形精子症 |
| SMI | 80以上 | – |
※精液中に精子が全くない場合は「無精子症」
WHOの分類では上の表のようになりますが、実際には各クリニックでより厳格な数値を決めているところが多い印象です。
男性妊活においては、腎と瘀血が大きく関係しています。
漢方では腎は生命力をつかさどる臓腑と考えられ、腎の精気を腎精ともいいます。
腎を元気にしていくことが重要になります。
さらに腎のなかでも腎陽と腎陰にわかれます。
腎の陽気を腎陽といいます。簡単にいえば、精力の元気さを腎陽といいます。
腎陽は精力の元気さのため、精子の運動率に関わってきます。腎陽があれば、精子も元気に活動しやすくなります。
腎の陰を腎陰といます。簡単にいれば、精力の陰液となるものです。
精液量が少ない時は腎陰が不足している体質と考えられます。
瘀血は血の滞りのことをいいます。
男性不妊においては、精索静脈瘤などはまさに血の滞りといえます。
男性不妊の要因となる体質をまとめました。
腎の精力の元気がない状態です。
腎陽虚の体質のときは、腎陽を補う漢方薬をつかいます。
腎の陰液が不足した状態です。
腎陰虚のときは腎陰を補っていきます。
腎陰と腎陽のどちらも不足した状態です。
この場合は腎の陰陽の両方を補っていきます。
血の巡りが悪い状態です。
この場合は血を巡らせる漢方薬をつかいます。
男性不妊でお悩みの方はお気軽にご相談ください。