気滞タイプにおすすめの食べ物・薬膳一覧
目次
気滞とは
気滞とは、気の巡りが悪い状態のことです。
気滞になると、イライラ、不安、肩こり、便秘などの不調がでやすくなります。
気をめぐらせる食べ物の特徴
気を巡らせるたべものの特徴は、香りのいいものです。
香りがいいだけ、人は気分が落ち着いたり、気持ちがスッキリしたりします。
気を巡らせるときは、香りの良いものが重要です。
気滞タイプにおすすめの食べもの一覧
気滞タイプにおすすめの食べ物は、ジャスミンティー、レモン、シソ、レモン、ゆず、みかん、オレンジ、ネギ、みょうが、セロリ、春菊、うこん、菊の花、桑の葉・枝、ちんぴ、石決明、珍珠母、玫瑰花などがあります。
香味野菜
香味野菜は名前の通り、香りのある野菜のことです。
ネギ、みょうが、セロリ、春菊、紫蘇は香りが良く、よく気をめぐらせてくれます。
実際に紫蘇は半夏厚朴湯などの漢方薬に入っています。
ただ香味野菜はその香りが故に、好みが分かれるところがありますが、気滞タイプの方におすすめです。
柑橘類
レモン、ゆず、みかん、オレンジなどの柑橘類も香りが良く、気滞体質と相性がいいです。
柑橘類は皮を使用するだけでも十分に働いてくれます。
漢方薬のなかには、実際にミカンの皮が使われている漢方薬もあります。
お茶
お茶のなかではジャスミンティーがおすすめです。
ジャスミンティーもまた香りが良いお茶の1つですね。
薬膳
薬膳では、うこん、菊の花、桑の葉・枝、ちんぴ、石決明、珍珠母、玫瑰花などが有名です。
ウコンはショウガ科であり、カレーのスパイスの1つです。
菊の花も気をめぐらせ、菊の花が使われている漢方薬もあります。
桑の葉、枝も気滞と相性が良いです。
石決明はアワビの貝殻、珍珠母はアコヤガイなどの貝殻も気を鎮める働きがあり、中国の漢方薬ではよく使用されています。
玫瑰花(まいかいか)はバラの香りが強く、1つ入れるだけでお茶の雰囲気がガラッと変わるので、おすすめです。
気滞タイプと相性の悪い食べ物
ストレスがたまっても食べ過ぎはNGです。めぐりが悪い時はめぐらせることが重要です。
反対にたくさん食べて、気血を補ってしまうと滞りがつよくなってしまいます。
できれば、お腹は腹八分を心がけましょう。