この記事を書いた人
・灯心堂漢方薬局 薬局長
・薬剤師歴10年以上
・店舗のLINE登録者数1000人以上
・漢方を通して、皆様が少しでも健康に過ごせる手助けをできればと思います。>>プロフィール記事はこちら
西山光です
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・灯心堂漢方薬局 薬局長
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柴胡桂枝乾姜湯は柴胡が中心となり、気をめぐらせることで効果を発揮します。
頭部の発汗に使用されますが、頭部に発汗が生じるのは、気の鬱滞からの熱が生じ、発汗につながっていると考えられます。
頭部の発汗の症状につかいますが、冷やすような生薬は入っておらず、柴胡桂枝乾姜湯は柴胡が気を巡らせたり、栝楼根・牡蛎にて上下での気の流れを整えることで、更年期、不眠症などに効能効果があります。
柴胡桂枝乾姜湯は頭部の発汗があり、更年期に効能効果があります。
柴胡桂枝乾姜湯は熱を冷ます生薬は入っておらず、更年期でも熱感やほてりの症状が強いときは知柏地黄丸の方が適しています。
柴胡桂枝乾姜湯は、「傷寒論」を原典とする、体力が弱く、冷え症、貧血気味で、動悸、息切れがあり、神経過敏な人の、更年期障害、血の道症、不眠症、神経症に用いられる漢方薬です。
体力中等度以下で、冷え症、貧血気味、神経過敏で、動悸、息切れ、ときにねあせ、頭部の発汗、口の渇きがあるものの次の諸症:更年期障害、血の道症、不眠症、神経症、動悸、息切れ、かぜの後期の症状、気管支炎
<効能・効果に関連する注意>
血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことです。
1包(大人1日量)中に次の成分を含んでいます。
サイコ6.0g,ケイヒ3.0g,カロコン4.0g,オウゴン3.0g,ボレイ3.0g,カンキョウ2.0g,カンゾウ2.0g
本品1包に、水約500mL を加えて、半量ぐらいまで煎じつめ、煎じかすを除き、煎液を3回に分けて食間に服用してください。
上記は大人の1日量です。
大人(15歳以上):上記の通り
7歳~14歳:大人の2/3
4歳~6歳:大人の1/2
2歳~3歳:大人の1/3
2歳未満:大人の1/4
3か月未満:服用しないこと
<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。
(4)煎じ液は、必ず熱いうちにかすをこしてください。
(5)本剤は必ず1日分ずつ煎じ、数日分をまとめて煎じないでください。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください
生後3カ月未満の乳児。
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。
むくみ
(6)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
皮膚:発疹・発赤、かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
間質性肺炎:階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3.1カ月位(かぜの後期の症状に服用する場合には5~6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
4.長期連用する場合には、医師又は薬剤師に相談してください
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり品質が変わります。)。
(4)煎じ液は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して服用してください。
(5)生薬を原料として製造していますので、製品の色や味等に多少の差異を生じることがあります。
1.次の人は服用しないでください
生後3カ月未満の乳児。
2.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。
むくみ
(6)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
3.服用に際しては、説明文書をよく読んでください
4.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください
5.小児の手の届かない所に保管してください
6.その他
(1)医薬品副作用被害救済制度に関するお問い合わせ先
(独)医薬品医療機器総合機構
http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai.html
電話 0120-149-931(フリーダイヤル)
(2)この薬に関するお問い合わせ先
灯心堂漢方薬局
管理薬剤師:西山光
受付時間:10時から19時まで(土曜日は14時まで)(但し日曜祝日は除く)
電話:06-6192-3020
FAX:06-6192-3021