妊娠中のめまい、むくみ、貧血を改善するための漢方薬の選び方とその使い方

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西山光です

妊娠中は、胎児に栄養を送るため、様々な不調があらわれやすくなります。

疲れやすさ、けん怠感、動悸、息切れ、むくみなど様々です。

妊娠の不調にもつかえる漢方薬があるため、説明したいと思います。

妊娠中の諸症状について詳しい説明はこちらのサイトを参考にしてください→

目次

妊娠中の諸症状に使用する漢方薬

妊娠中のめまい、疲労感、めまい、むくみに効能効果のある漢方薬に当帰芍薬散があります。」

当帰芍薬散

当帰芍薬散は安胎薬(あんたいやく)として有名な漢方薬です。

当帰芍薬散の効能効果

「体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り」

産前の気血が不足しやすい状態で血のめぐりが悪くなることで、貧血、疲労倦怠感、めまい、むくみなどの症状があらわれます。

当帰芍薬散には当帰・芍薬が入り、血を養い、血をめぐらせてくれます。

出産するにあたって、血を必要とするため、当帰・芍薬が血を養い、貧血、疲労倦怠感に効果を発揮します。

気血のめぐりが悪いことで、身体のなかで水が偏り、むくみがあらわれやすくなります。

実際に妊婦さんの3割の方がむくみで悩まれているです。

当帰芍薬散には白朮・茯苓・沢瀉の水のめぐりを改善する生薬が入っています。

動きの悪くなった水をめぐらせることでむくみも緩和します。

水の鬱滞はめまいにもつながり、当帰芍薬散はめまいにも使われます。

当帰芍薬散は妊娠中でも安心して服用できる漢方薬で、妊娠中の貧血、疲労倦怠感、めまい、むくみにつかわれます。

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