この記事を書いた人
・灯心堂漢方薬局 薬局長
・薬剤師歴10年以上
・店舗のLINE登録者数1000人以上
・漢方を通して、皆様が少しでも健康に過ごせる手助けをできればと思います。>>プロフィール記事はこちら
西山光です
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葛根紅花湯は酒さの原因となる熱を冷ます漢方薬です。
酒さは赤くみえる症状のように、熱が原因です。
葛根紅花湯には葛根、黄連、山梔子、大黄のような熱を冷ます生薬が中心に構成され、熱を冷まします。
また芍薬、地黄のように血を補い、肌の栄養を補う働き、紅花のように血をめぐらせる働きもあります。
葛根紅花湯は熱を冷まし、大黄というお腹を緩くする生薬が入っているため、お腹が弱い方には向いていません。
酒さで下痢しやすい方は清上防風湯の方が適してます。
葛根紅花湯は、「校正方輿げい」を原典とする、あかはなや、しみに用いられる漢方薬です。
体力中等度以上で、便秘傾向のものの次の諸症:あかはな(洒さ)、しみ
1包(大人1日量)中に次の成分を含んでいます。
カッコン3.0g,ジオウ3.0g,シャクヤク3.0g,オウレン1.5g,サンシシ1.5g,コウカ1.5g,カンゾウ1.0g,ダイオウ1.0g
本品1包に、水約500mL を加えて、半量ぐらいまで煎じつめ、煎じかすを除き、煎液を3回に分けて食間に服用してください。
上記は大人の1日量です。
大人(15歳以上):上記の通り
7歳~14歳:大人の2/3
4歳~6歳:大人の1/2
2歳~3歳:大人の1/3
2歳未満:大人の1/4
3か月未満:服用しないこと
<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。
(4)煎じ液は、必ず熱いうちにかすをこしてください。
(5)本剤は必ず1日分ずつ煎じ、数日分をまとめて煎じないでください。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
1.次の人は服用しないでください
生後3カ月未満の乳児。
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5)高齢者。
(6)次の症状のある人。
むくみ
(7)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
(8)次の医薬品を服用している人。
瀉下薬(下剤)
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
消化器:食欲不振、胃部不快感、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください
軟便、下痢
4.1カ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
5.長期連用する場合には、医師又は薬剤師に相談してください
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり品質が変わります。)。
(4)煎じ液は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して服用してください。
(5)生薬を原料として製造していますので、製品の色や味等に多少の差異を生じることがあります。
1.次の人は服用しないでください
生後3カ月未満の乳児。
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
3.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5)高齢者。
(6)次の症状のある人。
むくみ
(7)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
(8)次の医薬品を服用している人。
瀉下薬(下剤)
4.服用に際しては、説明文書をよく読んでください
5.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください
6.小児の手の届かない所に保管してください
7.その他
(1)医薬品副作用被害救済制度に関するお問い合わせ先
(独)医薬品医療機器総合機構
http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai.html
電話 0120-149-931(フリーダイヤル)
(2)この薬に関するお問い合わせ先
灯心堂漢方薬局
管理薬剤師:西山光
受付時間:10時から19時まで(土曜日は14時まで)(但し日曜祝日は除く)
電話:06-6192-3020
FAX:06-6192-3021