当店でのがん治療に対する漢方の考え方
がん治療に対する漢方の取り組み
2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなるといわれています。
がんでは手術や、化学療法、放射線療法などが治療の中心になります。
当店でのがんに対する考え方としては、漢方でがんを治すのではなく、がん治療の副作用を軽減することで、途中でドロップアウトするはずだった抗がん剤治療を続けられるようになったり、日常生活を少しでも過ごしやすくできるようにするのが漢方薬の役目だと考えております。
がんの化学療法をしていると、様々な副作用がでてきます。
悪心・嘔吐、下痢、便秘、全身倦怠感などあります。
漢方薬にてそういった副作用を軽減することができればと思います。
副作用がひどく、抗がん剤治療を続けられない方が多くいらっしゃいます。
漢方薬で少しでも副作用を減らし、抗がん剤治療をしっかり受けられるようにできればと思います。
症例1
50代女性。乳がんから肺がんに転移。
週に1回、病院にて外来化学療法にて治療中。
けん怠感がひどく、下痢もつづけている。肺に水も溜まっている。
当店に最初に相談に来られたときは、3回目の化学療法をされた後でした。
化学療法によるけん怠感がとてもひどく、当店に来店することもできないため、代理の方が相談に来られました。
けん怠感があまりにもひどいため、もう抗がん剤の治療は続けられないのでは、と考えられていたそうです。
抗がん剤で体力をひどく消耗しているため、気を補う漢方薬と、肺に水が溜まっているため、水をめぐらせる漢方薬を服用していただきました。
すると2週間後には体力が回復し、家事もできるようになり、抗がん剤の治療も続けられるようになりました。
その後も漢方を服用することで、体力を補われ、家事や車の運転なども自分でできるようになり、抗がん剤の治療も続けられています。
漢方を服用することで抗がん剤の治療を続けられたことで、マーカーも改善し、基準値内に戻ったそうです。
このように漢方でがんを治すのではなく、がん治療の副作用を軽減することで、途中でドロップアウトするはずだった抗がん剤治療を続けられるようになったり、日常生活を少しでも過ごしやすくできるようにするのが漢方薬の役目だと考えております。