帰耆建中湯の使い方と合わない人の特徴

 この記事を書いた人

・灯心堂漢方薬局 薬局長
・薬剤師歴10年以上

店舗のLINE登録者数1000人以上
・漢方を通して、皆様が少しでも健康に過ごせる手助けをできればと思います。>>プロフィール記事はこちら

西山光です
目次

帰耆建中湯の使い方

帰耆建中湯は桂枝加芍薬湯の黄耆・当帰を足したような構成になっています。

帰耆建中湯の桂枝・芍薬にて気血の流れを整え、虚弱体質を改善してくれます。

帰耆建中湯の黄耆は皮膚の表面の気を補う働きがあり、ねあせ、湿疹皮膚炎にも効能効果があります。

帰耆建中湯の当帰は皮膚の栄養を補う働きがあり、皮膚に栄養を補うことで、湿疹・皮膚炎にも相性がいいです。

帰耆建中湯が合わない人

帰耆建中湯は虚弱体質で皮膚の不調がある方におすすめできます。

帰耆建中湯は虚弱体質方向けの漢方薬なので、体力が充実した方にはおすすめできません。

また帰耆建中湯は気・血を補うことで虚弱体質を改善していく漢方薬で、炎症を抑える生薬が入っていないため、湿疹・皮膚炎でも炎症が強い方にはおすすめできません。

湿疹・皮膚炎で炎症が強い方は黄連解毒湯、乾燥と炎症があれば温清飲がおすすめです。

帰耆建中湯

 帰耆建中湯は、「普済本事方」を原典とする、黄耆建中湯に当帰を加えた、身体虚弱で疲労しやすい人の、虚弱体質、病後の衰弱、ねあせに用いられる漢方薬です。

効能・効果

体力虚弱で、疲労しやすいものの次の諸症:虚弱体質、病後・術後の衰弱、ねあせ、湿疹・皮膚炎、化膿性皮膚疾患

成分と分量

1包(大人1日量)中に次の成分を含んでいます。
トウキ4.0g,ケイヒ4.0g,ショウキョウ1.0g,タイソウ4.0g,シャクヤク5.0g,カンゾウ2.0g,オウギ2.0g

用法・用量

本品1包に、水500mL を加えて、半量ぐらいまで煎じつめ、煎じかすを除き、煎液を3回に分けて食間に服用してください。
上記は大人の1日量です。
大人(15歳以上):上記の通り
7歳~14歳:大人の2/3
4歳~6歳:大人の1/2
2歳~3歳:大人の1/3
2歳未満:大人の1/4
3か月未満:服用しないこと

<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。
(4)煎じ液は、必ず熱いうちにかすをこしてください。
(5)本剤は必ず1日分ずつ煎じ、数日分をまとめて煎じないでください。

してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください
 生後3カ月未満の乳児。

相談すること

1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
 (1)医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
 (3)胃腸の弱い人。
 (4)高齢者。
 (5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
 (6)次の症状のある人。
   むくみ
 (7)次の診断を受けた人。
   高血圧、心臓病、腎臓病

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
皮膚:発疹・発赤、かゆみ

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

3.1カ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください

4.長期連用する場合には、医師又は薬剤師に相談してください

保管及び取扱い上の注意

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり品質が変わります。)。
(4)煎じ液は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して服用してください。
(5)生薬を原料として製造していますので、製品の色や味等に多少の差異を生じることがあります。

注意

1.次の人は服用しないでください
  生後3カ月未満の乳児。

2.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
 (1)医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
 (3)胃腸の弱い人。
 (4)高齢者。
 (5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
 (6)次の症状のある人。
   むくみ
 (7)次の診断を受けた人。
   高血圧、心臓病、腎臓病

3.服用に際しては、説明文書をよく読んでください

4.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください

5.小児の手の届かない所に保管してください

6.その他
 (1)医薬品副作用被害救済制度に関するお問い合わせ先
   (独)医薬品医療機器総合機構
   http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai.html
   電話 0120-149-931(フリーダイヤル)
 (2)この薬に関するお問い合わせ先
   灯心堂漢方薬局
   管理薬剤師:西山光
   受付時間:10時から19時まで(土曜日は14時まで)(但し日曜祝日は除く)
   電話:06-6192-3020
   FAX:06-6192-3021

友だち追加
目次