【雑誌】ママトリエに記事を掲載しました! 冷え性対策についての漢方薬
「ママトリエ」さんという、北摂を中心としたママさんを応援する雑誌に灯心堂漢方薬局の記事が掲載されています!
今回は温活についての記事で、冷え性の漢方薬について解説しています。
漢方では冷え性といってもいくつかパターンがあります。
気の巡りが悪い体質(気滞)
気のめぐりが悪いと、気が手足の末端まで行き渡らないので、冷え性となります。
ご自身では冷え性と思っていても、実際に触れてみると、そんなに冷たくない方がいらっしゃいます。
その場合は、気の巡りを改善するだけでも、冷えが緩和されます。
食べ物であれば、シソ、春菊、ジャスミンなどが香りがよく、気を巡らせてくれます。
血が足りていない体質(血虚)
血が不足していることで、冷え性になります。
漢方では、血は血液としての意味合いだけでなく、栄養としての意味もあります。
つまり血虚というのは、栄養が不足している状態です。
血虚があると、目のかすみ、爪の色がうすい、髪が細い、生理量が少ないなどの症状もみられます。
そのようなときはしっかり血を養ってあげる必要があります。
食べ物であれば、レバーやたんぱく質をしっかりとってください。
漢方であれば、当帰四逆加呉茱萸生姜湯や、むくみもあれば当帰芍薬散をおすすめします。
血のめぐりが悪い体質(瘀血)
血のめぐりの悪さからも冷え性になります。
血のめぐりが悪いため、しもやけになりやすく、生理痛がひどく、しみができやすい方が多いです。
血のめぐりが悪い時は、血をめぐらせてあげましょう。
血のめぐりには桂枝茯苓丸、桂枝茯苓丸加薏苡仁などをつかいます。
冷え性といっても、体質によって使う薬も変わってきます。
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