【漢方】食後に眠たくなる2つの体質~食後の眠気が気になりませんか?~
食後にだるくなって眠くなったり、食事中に疲労から体を支えられず眠ってしまうことはありませんか?
一般的には血糖値が急激に上昇するためといわれています。
ここでは食後や食事中に眠たくなることについて、漢方の目線で説明します。
・脾気虚(胃腸が弱い)
・痰湿困脾(口が粘る)
・痰湿困脾(口が粘る)
この2つの体質について説明します。
脾気虚
脾というのは、漢方において消化吸収の働きをしている臓のことをいいます。
食事の不摂生などから、消化吸収をする脾の働きが弱くなり、食べ物が吸収されず、清陽が頭まで昇れなくなることで食後の眠たさにつながります。
簡単にいえば、胃腸が弱いことで気が頭までめぐれなくなり、眠気となっています。
・食後に体がだるくなる
・けん怠感
・頭がぼーっとする
・多汗
・食欲不振
・食後におなかが張る
・軟便
・けん怠感
・頭がぼーっとする
・多汗
・食欲不振
・食後におなかが張る
・軟便
これらにあてはまるときは脾気虚の体質の可能性があります。
脾の働きを強くするためにも人参の入った漢方薬をつかう必要があります。
痰湿困脾
湿気の多い環境(日本、アジアなど)、味の濃い食事、脂っこい食事にて痰湿をため込むことで脾の気がめぐらなくなり、眠気となります。
脾気虚では脾の弱さが原因でしたが、痰湿困脾では痰湿というヌメリが体にたまることで、食後の眠気となっています。
・食後に眠たくなる
・頭重感
・みぞおちがつかえる
・疲労感
・食事が進まない
・軟便
・肥満
・口が粘る
・白膩苔
・頭重感
・みぞおちがつかえる
・疲労感
・食事が進まない
・軟便
・肥満
・口が粘る
・白膩苔
これらにあてはまるときは痰湿困脾の体質の可能性があります。
気の流れを邪魔している痰湿を追い出す漢方薬をつかう必要があります。
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